デバイス
この世界において、デバイスは魔法の行使に必須の存在である。この知性化物質は人の意思、魔力に反応して世界に干渉する。この干渉は大変強力なものであり、世界のあらゆる現象に干渉が可能となる。
このデバイスは知性化物質と呼ばれる鉱石によって作成され、自己組織化し、思考能力を手に入れた一種の珪素形成物であると推定されている。
・アーカイブ・スティック
死んだ知性化物質を集めて作成した使い捨ての魔法具である。
能力値として、思考力を持つ。
魔法行使者の意思に反応して、あらかじめ蓄えられていた呪式を実行する。アーカイブ・スティックの投入可能な魔力は思考力に定められており、それを越える魔力を投入すると、自己燃焼してしまう。
2*(思考力−1)^10 千円。
裏取引価格 レベル*3倍
・モノシリック・デバイス
生きている知性化物質を傷つけないよう切り出して、練成加工を行った魔法具。
思考力、記憶力と魔力蓄積を持ち、思考力レベルまでの呪式を記憶力数保持することができる。また、術者の発動した呪式を思考力の数だけ維持することができる。
魔法行使者は自身の思考力までのモノシリック・デバイスを制御することができる。
このモノシリック・デバイスはだいたい二十万年から十億年ほどで覚醒する。
・インテリジェント・デバイス
生きている知性化物質が覚醒したもの。
独自の知性を持ち、契約者に従順。また、契約者と同調して高位の魔法が行使できる凶悪な魔法具。
思考力、記憶力、感知力、魔力、魔力蓄積を持ち、思考力レベルまでの呪式を記憶数保持することができる。
デバイスが保持する呪式は契約者の意思、無意識に反応して自動的に発動される。
契約者はデバイスの思考力と感知力を加えて魔法を行使することができ、また、デバイス展開時には魔法に限らず、常にデバイスの思考力と感知力が契約者に加算される。
インテリジェント・デバイスは自身の思考力までのモノシリック・デバイスを制御することができる。
また、自らの形状を生成する魔法に最適化する。
発動によってインテリジェント・デバイスは契約者を保護するデバイス・コネクタを展開する。これは契約者を保護すると同時に、契約者からの効率的な魔力供給、同調を行うものである。強度はデバイスに依存する。
インテリジェント・デバイスは行使者の魔法を思考力の数だけ維持し続けることができ、また、その維持を他のデバイスに依頼することも可能である。
また、一時的なオーバーロードも可能である。
破損しても自らの魔力で自己再生することも可能である。
・レジェンダリ・デバイス
自意識を備えたインテリジェント・デバイス。
複数のインテリジェント・デバイスを従え、多くのモノシリック・デバイスで形作られる。基本的に契約者に従順だが、契約者を守るために自らの判断で行動することがある。